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2025/02/01 20:56 |
新しい車両はどうして塗装されないの!?

以前は全面塗装された車両が走っていました
東京23区でも
山手線:ウグイス色
中央総武各駅:カナリア色
中央線・快速:オレンジ色
京浜東北線:スカイブルー色
常磐線&成田線:エメラルドグリーン色


などと色とりどりの車両が・・・


しかし現在は線が1本入った車両が主流に
あえて言えば「銀色」か・・


なぜなのか?

 

これは、塗装されている車両といない車両の素材が違うため。

従来の車両はほとんどが「鋼鉄」で作られていた

<メリット>
丈夫で加工しやすく、製造費が比較的安くすむ


<デメリット>

さびやすい

外板にはさびを防ぐ加工+塗装
の必要があり
*塗装は単なる塗装ではなくさび止めもかねていた

 

 

現在は
・ステンレス鋼
・アルミ合金
が主流に

 


「ステンレス」

<従来>

加工が難しく高価

<現在>
軽量化や細部の加工も可能

鋼鉄製より車両製造コストが少しくらい高い

しかし

さびにくいので寿命が長い
塗装をしていなければ塗りなおしの必要ない

長い目でみれば安い


*塗装はしずらい
例外は松本電鉄が京王井の頭線から譲渡された車両

井の頭線のときとは全然印象が違う

 


「アルミ」

<メリット>

・ステンレス以上に軽いので高速の新幹線やリニアモーターカーなどにも用いる


<デメリット>
・鋼鉄車両のようにさび止めをしなくても良いが
やはりさびは出るので
塗装する

*クリアー塗装も可能なため銀色車両も存在する

JR特急や私鉄の一部ではアルミ車両に塗装を行っている会社もある

東日本では「京急」
西日本では「阪急」などである

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2008/10/10 11:32 | 銀色の車両が増えている理由

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