以前は全面塗装された車両が走っていました
東京23区でも
山手線:ウグイス色
中央総武各駅:カナリア色
中央線・快速:オレンジ色
京浜東北線:スカイブルー色
常磐線&成田線:エメラルドグリーン色
などと色とりどりの車両が・・・
しかし現在は線が1本入った車両が主流に
あえて言えば「銀色」か・・
なぜなのか?
これは、塗装されている車両といない車両の素材が違うため。
従来の車両はほとんどが「鋼鉄」で作られていた
<メリット>
丈夫で加工しやすく、製造費が比較的安くすむ
<デメリット>
さびやすい
↓
外板にはさびを防ぐ加工+塗装
の必要があり
*塗装は単なる塗装ではなくさび止めもかねていた
現在は
・ステンレス鋼
・アルミ合金
が主流に
「ステンレス」
<従来>
加工が難しく高価
<現在>
軽量化や細部の加工も可能
鋼鉄製より車両製造コストが少しくらい高い
しかし
さびにくいので寿命が長い
塗装をしていなければ塗りなおしの必要ない
↓
長い目でみれば安い
*塗装はしずらい
例外は松本電鉄が京王井の頭線から譲渡された車両
井の頭線のときとは全然印象が違う
「アルミ」
<メリット>
・ステンレス以上に軽いので高速の新幹線やリニアモーターカーなどにも用いる
<デメリット>
・鋼鉄車両のようにさび止めをしなくても良いが
やはりさびは出るので
塗装する
*クリアー塗装も可能なため銀色車両も存在する
JR特急や私鉄の一部ではアルミ車両に塗装を行っている会社もある
東日本では「京急」
西日本では「阪急」などである
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