日本の鉄道には随分とトンネルが多い
土地買収費用削減の苦肉の策である
新幹線も例外ではない
このようなメリットもあるが
そうでない部分もある
それがタイトルの
「トンネル・ド~~~~~ン」(正確には「トンネル微気圧波」)
である
トンネルに新幹線突入
↓
トンネル内の空気が、列車に押し出される
↓
空気圧が急激に高まる
↓
この空気圧(空気の壁)が衝撃波となって
トンネル出口で「ど~~ん」
この音量がどの程度かと言えば
ダイナマイトが爆発するような音である
(*トンネル微気圧波は列車速度の3倍に比例して大きくなる)
これでは沿線住民にとって大問題である
そこで
新型車両では速度アップとともに
「ど~~~ん」音を低減させるため
先頭の形状を変える
700系のぞみをカモノハシのようにしたりなど
長い鼻のような形になった
*トリビアプラス
日本初の新幹線
東海道新幹線が開業した当時は
このような現象は起こっていなかった
高速化運転と光なら
この問題は影である
光をUP
影をDOWNする努力は続いている
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