まず「キセル」の由来の前に
キセル乗車とは何なのか!?
を確認することにする
キセルあるいはキセル乗車とは、
乗車券を有する者が、その有効区間外を利用する際に有効区間へ戻るのに
主に初乗り区間の運賃を支払い、
必要な額の乗車券を購入しない、ないしは運賃・料金を支払わない行為のことである
例えば
A駅 - B駅 - C駅 - D駅 - E駅
という区間があるとする
。ここでA駅とE駅の間を通勤通学のために定期券や回数券を購入して移動する場合、
本来はA駅からE駅までの定期券か回数券が必要なのだが、
A駅~B駅間の定期券または回数券とD駅~E駅間の定期券か回数券を購入し、
B駅~D駅間の運賃を支払わずにA駅・E駅の改札を通り抜けてしまう不正乗車がある。
これがキセル乗車である。
定期券または回数券と普通乗車券を組み合わせて行う者もいる。
では、そのキセルの由来を考えてみる
煙管では吸い口とタバコを乗せる部分である雁首(がんくび)にのみ金属を使用することから、
「入るときと出るときは金を使うが、中間には金を使わない」
という意味である
最初と最後の乗車券は持っていても
途中は持っていない無賃乗車を指す
無賃乗車を故意にすると
正規運賃に、その2倍の追加(ペナルティ)運賃が課される
してはいけないことは言うまでもないが・・・
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