東海道山陽新幹線の起点は東京駅である
その東京駅から鈍行列車でも10分足らずで到着できる品川駅に新幹線品川駅が誕生した
東京駅を利用していた客のうち約3万人が品川駅を利用するようになった
利用者数を見ても、上位に入るほど利用されている
品川駅といえば、東京駅とともにビジネスを中心に
広く利用されるターミナル駅である
東京駅から新幹線でたった6分とは言え
乗り換えなくして到着できるメリットは大きい
品川駅開業は、利用客の利便性向上のために作られた面もある
しかしそれ以上に大きな意味もあった
実は
品川駅を作ることで
東海道山陽新幹線の運行本数を増やすことができるからだ
なぜ品川駅を作ると増やせるのか!?
品川駅から少し離れたところに新幹線の車両基地ががあるからである
品川駅始発(若しくは折り返し)の列車を作ることで
東海道新幹線の輸送力増強
理論上、毎時4本の増発可能とされる
しかし、実際の運用では
2007年7月1日のダイヤ改正で
品川駅発の列車(朝6時発のぞみ)がはじめて設定された
ちなみに使用車両は、この改正から運転を開始するN700系新型新幹線である。
*トリビアプラス
車両基地について
品川には東京第1車両所と東京第2車両所の2箇所ある
東京都品川区八潮にあり、JR東海新幹線鉄道事業本部管轄の車両基地である。
東海道・山陽新幹線で使用される新幹線用車両が配置されており、仕業検査、交番検査、臨時検査およびATC特性検査を行う。
品川駅より数キロ南東に位置し、
品川駅(旧品川信号所)とは回送線でつながっている。同じ敷地内に東京第1車両所と第二車両所がある
大井車両所とも呼ばれ、さらに大井保線所、大井電力所、大井信号通信所とともに新幹線大井基地とも呼ばれる。
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