台湾新幹線とは、台北駅から高雄駅までの345kmを最高速度300km/h、ノンストップ90分で結ぶ鉄道である。台湾高速鉄道(台湾新幹線)と呼ぶ。同区間は、以前は一番速い在来線特急の自強号でも3時間59分かかっていた。総事業費は4,806億台湾ドル(約1兆8千億円)かけて作られた
その台湾新幹線に思わぬ宿敵が出現した。
台湾新幹線の最高時速300キロ。
その新幹線に
衝突する野鳥達が後を絶たないのだ。
車体はシロをベースにオレンジが加えられている。
それゆえ
先頭車両などの白い車体に鳥の血の跡が点々とついている。
事業主体の台湾高速鉄路(台湾高鉄)によると
1列車に平均30羽の鳥がぶつかっているらしい。
ただし
運転には影響していない」とのこと。
確かに、今までよりも高速で逃げるに逃げられないことも
多発している理由である。
しかし地理的条件もある
よく起こるのは
中部・彰化県の丘陵地帯。
豊富な種類の野鳥が生息する台湾でも鳥の数や
種類が特に多い地域だからだ。
鳥が新幹線という乗り物になれるのを待つしかない!?
トリビアプラス
線路で骨休みをしている小鳥が
逃げ切れず、被害に遭ってしまう例もあるという
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