フィリピン国鉄の車両について
フィリピンの鉄道には
LRTやMRTと呼ばれる新型交通(首都マニラ)
と
昔からある国鉄線がある。
今回は後者の国鉄線の話である
国鉄線は首都マニラを起点に
・北線(マニラーサンフェルナンド・ラユニオン間)266キロ
・南線(マニラーレガスピ間)474キロ
・通勤線(サンフフェルナンド・パンパンガ州ーマニラ経由ーカルモナ間)103キロ
がある(北線は事実上廃線状態・通勤線は北線・南線重複部分を除くとサンペドローカルモナ間3キロのみ。運行情報はフィリピン国鉄のホームページに記載なし))
その国鉄線の車両
中からも外からも日本人から見ると独特な印象を受ける
それは
フィリピン国鉄の車両に金網が張られていることである
何だか牢屋に入ったような感も漂わしている
ではなぜ窓に金網を設けたのか?
それは
投石から乗客を守るためである
フィリピン国鉄は
首都マニラでも発展している場所だけでなく
スラムと呼ばれる貧困層の多く住む地域も走る
しかしスラムに住んでいる人たちは国鉄に乗りたくても乗れない・・・
日本で列車に石を投げれば
新聞やテレビのニュースで扱われるが
フィリピン国鉄では日常茶飯事・・・・
せっかくの車窓が台無し!?
安全のためには仕方ない?
***トリビアプラス****
フィリピンは一般に発展途上国というイメージがあるかもしれないが
経済の発展(成長率)は凄まじい
反面、経済発展の恩恵を受けない人も多数存在し
スラム街等を形成している。
貧富の差は日本以上と言われている
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