えっ!?非電化区間にも大都市近郊区間が設定されている!?
大都市近郊区間の相互発着の乗車券では、
「その区間内においては、乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車すること」
が認められている
つまり大都市は複数の路線が設定されており
どこを経由したのかに関わらず
最短区間を乗車したものとみなし計算する
例えば「東京ー新宿」間は
中央線が最短距離だが
大回りして山手線でいった場合にも
距離は長くなるが
運賃は、中央線で新宿まで行ったとみなされる
東京(首都圏)のほか
大阪(京阪神圏)・福岡・新潟にも設定されている
近郊運賃計算の合理化が目的であり、札幌・仙台・名古屋・広島は一般に大都市と呼ばれながらもJRの路線網が稠密でないため、大都市近郊区間の設定がされていない
なおこの大都市近郊区間、「大都市」と名がつくだっけあって
1時間の10数本走る
超過密路線のみが対象と思われがちだが
電車ではなくガソリンカー(気動車)
しかも1時間に1本程度の
八高線にも適用される
何か不思議が感じもする
*トリビアプラス
この特例
鉄道ファンの間では
「大回り」の旅として
片道最短切符で1日楽しめるのでよく登場する
途中下車せず、一筆書きで
大都市近郊区間を回れば
OK
どれだけ長く楽しめるかを
時刻表とにらめっこしながら考えるのも悪くはない!?
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