国鉄民営化移行、新幹線についてもサービス向上が図られた
新幹線も新型(2007年7月1日運用開始)N700系が
最高時速300キロで走る(山陽新幹線区間。東海道区間は270キロ)
その新型N700系新幹線の前の型の新幹線は
Nを外した「700系」と呼ばれる新幹線
最高時速は285キロである
と聞くと最高速度が上がったかのように感じるが
実は285キロの前
「500系」という車両は
最高速度が新型N700系新幹線と同じ300キロだったのである
最高速度
旧型300キロ
新型285キロ
なぜ最高速度が下がったのか!?
そのキーワードは「コスト」と「共通化」にあった
東海道山陽新幹線の東海道新幹線区間は
カーブが多いため、最高速度は270キロまで。よって300キロも必要ないので過剰
製造費用が1編成(16両)で約50億円かかること(700系は36億)
当時主流となっていた300系と各車両ごとの定員が異なるため運用の共通化に支障をきたした
(先頭車のドアが1つしかないため、混雑する。またダイヤが乱れた場合、運用の共通化ができない
などの理由からである
製造本数も少なかった
新型N700系はスピードも300キロ
共通化も図られ
2つの問題を解決し
かつ
快適で環境もいしきした車両である
*トリビアプラス
500系新幹線はジェット戦闘機のような先頭等で
家族連れ客等から絶大な人気を誇っているのもじじつである
ただ先頭車両のドアが1つ(他は2つ)
窓側の空間が狭い
などの難点もある
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