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2025/01/31 12:14 |
え!?優先座席の廃止!?

阪急東宝グループの阪急電鉄および能勢電鉄では、1999年(平成11年)4月1日より優先座席を廃止し、全車両の全座席が優先座席と同様に扱われるよう乗客のモラル向上を呼び掛けた(実質的には区分のみを廃し、全座席を優先座席化するものである)。これは優先座席を利用すべき対象者(高齢者・身体障害者・怪我人・妊婦・乳幼児連れなど)が事業者により設定された場所に追いやられる形は好ましくなく、本当に必要な人が間近の席でも利用できるように、との思考の転換によるものである。

加えて、2003年(平成15年)6月10日より、ペースメーカーなどを装着する人への配慮のため、携帯電話の電源オフをルール付けた車両を全列車に1~4両ずつ設けている。同じく阪急東宝グループの神戸電鉄と、阪急電鉄との相互直通運転を行う大阪市交通局(大阪市営地下鉄)堺筋線では、翌2004年(平成16年)2月16日より導入されている。

横浜市交通局(横浜市営地下鉄)も、阪急電鉄に職員を派遣・研修(実際は南区からの要請)させるなどして、同様の全座席の優先座席化を2003年12月1日から実施した。ただし、携帯電話については全車両での電源オフをルール付けしている。

なお、2004年2月16日より近畿地方の鉄道事業者は「優先席付近では携帯電話の電源をOFFにする」という統一ルールを設定し実施しているが、阪急電鉄・能勢電鉄・神戸電鉄及び大阪市営地下鉄堺筋線では、本節で前述のとおり車両に優先席がなく、また携帯電話の電源オフをルール付けた車両を運行しており、実際の状況には即さない事から、同ルールの適用対象外事業者となっている
 

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2009/06/29 12:29 | 優先席廃止

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